漢方薬をご希望なら熊本県熊本市南区の松田医院 和漢堂へ

TEL: 0964-28-3331

外来診察

漢方内科
アレルギー科
心療内科
内科
小児科
麻酔科
サプリメント・食事指導

漢方内科(全科対応) [健康保険適応]

東洋医学的視点から、病気をとらえ、漢方薬による治療を行います。

漢方内科と標榜しておりますが、内科、心療内科、小児科以外でも、婦人科、皮膚科など漢方治療が適応と思われる場合、すべての科の相談に応じます。

  • 内科-胃腸虚弱、慢性便秘、慢性下痢、食欲不振、膠原病、リウマチ、原因不明の病気など
  • 心療内科-自律神経失調、うつ病、神経症など
  • 小児科-虚弱体質、慢性便秘、食欲不振、発達障害など
  • 婦人科-冷え症、月経異常、更年期障害、不妊症など
  • 耳鼻科-アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎(蓄膿症)、めまい、耳鳴りなど
  • 皮膚科-アトピー性皮膚炎、慢性湿疹、じんま疹など
  • 整形外科-腰痛、膝関節炎、肩関節炎など
  • 外科-手術前後の体力維持、手術後遺症、腸閉塞(イレウス)
  • 泌尿器科-頻尿、尿漏れ、インポテンツなど

上記にない病気でも遠慮なくご相談ください。

使用薬剤は保険適応の漢方エキス製剤が中心となりますが、場合により煎じ薬(保険適応)を使用する場合もあります。

漢方治療のみでは不十分な場合、西洋医学的治療、鍼灸など他の治療を組み合わせることがあります。

アレルギー科(アレルギー根治療法)

 1. アレルギーが関係する病気と症状

一般にイメージされるアレルギーは、アレルギー性鼻炎やアトピー、食物アレルギーでおこる蕁麻疹などですしかし、アレルギーによって以下のような、あらゆる病気、症状が起こることはあまり知られていません。

消化器過敏性腸症候群、便秘、下痢、吐き気など
神経・精神自閉症・不安神経症、情動不安、うつ病
筋骨格系関節炎、関節痛、筋肉痛、だるさ
泌尿・婦人科夜尿症、頻尿、月経前症候群
鼻・呼吸器系花粉症、慢性副鼻腔炎、喘息、慢性咳など
循環器不整脈、胸痛、高血圧、頻脈
皮膚蕁麻疹、湿疹、ニキビ、アトピー、ふけ、多汗など
その他慢性疲労、片頭痛、むくみ、口内炎など

実際は、表に書ききれないほどの病気、症状がアレルギーに関係していると考えられます。

 2. アレルギーの種類

アレルギーには、即時型と遅延型があり、一般にイメージされるアレルギーは花粉症に代表される「即時型アレルギー」です。花粉(アレルゲン)を吸うと数分~十数分後にはくしゃみ鼻水などいわゆる鼻炎症状があらわれます。それにはIgEという免疫グロブリンが関与します。それに対して、症状が後数時間~数日後にしか出てこないアレルギーもあります。それが「遅延型アレルギー」です。アレルギーのもと(アレルゲン)に接してから症状が出るまで非常に時間がかかるので、多くの人はそれがアレルギーとは思いませんし、アレルギーのもと(アレルゲン)が何かを調べることも難しいのです。遅延型アレルギーには、IgG,IgAなどの免疫物質が関与しています。一般にアレルギーと思われていない多くの病気、症状(例えば慢性疲労、慢性頭痛、情緒不安など)に遅延型アレルギーが関与することがあります。

 3. 従来のアレルギーの考え方と対応 - アレルギーは治らない?

従来は、アレルギーは抗原と抗体が反応するため起こるとされ、アレルギーの原因である抗原を避ける(花粉症にはマスク、食物アレルギーは除去食など)以外根本的な治療法がないとされてきました。また、治療と称して、抗アレルギー剤、ステロイドその他症状を抑える薬剤を投与するだけでした。

抗原を避けるのは限界がありますし、対症療法的薬剤を長期間服用するのは副作用の問題や経済的に考えても勧められる治療ではありません。

しかしアレルギーは治らないので、そうせざるを得ないというのが、従来の常識だったのです。

 4. 当院の考え方 - アレルギーは免疫力の低下

当院は、アレルギーは免疫力が低下した結果、遺伝的に持っている、その人の弱い部分に症状が出ているにすぎないと考えます。例えば、遺伝的に皮膚が弱い人は、免疫力が落ちるとまず皮膚の病気(アトピーや蕁麻疹など)から発症し、遺伝的に鼻が弱い人は免疫が落ちると、まず鼻の病気(アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎〈蓄膿症〉など)から発症するという具合です。アレルギーに限らず、さまざまな病気が免疫力の低下によって発生していると考えます。免疫力とは体の防衛力+自然治癒力であると考えます。つまり免疫力の低下とは外敵(ウイルス、細菌、アレルゲンなど)から身を守る力と病気を自然に治す力の両方が落ちている状態です。

  免疫力低下の原因1-環境

現代社会は過剰なストレスに加え、過保護な環境、栄養の極端な偏り、大気汚染、水質汚染、食品添加物などの汚染、冷え、運動不足、電磁波などあらゆる面で免疫力を落とす環境が整っています。免疫力の低下はアレルギーの発症につながります。

  免疫力低下の原因2-口呼吸

鼻腔は天然の加湿器でありフィルターです。鼻呼吸をすることで雑菌やウイルスが除かれきれいな空気を肺に導くことができます。それに対し、口呼吸は加湿器もフィルターも通しません。すると喉の奥に集中して存在する免疫の番人である扁桃(口蓋扁桃、咽頭扁桃など)が汚れた空気にさらされて異常をきたし、免疫のトラブルの元となります。最近は鼻炎などで鼻閉の方が多く「口呼吸」をしている方が異常に増えています。口呼吸→免疫力異常→アレルギー悪化→鼻閉→口呼吸と悪循環となっています。口呼吸を正しい鼻呼吸に矯正してこの悪循環を断ちましょう。

 5. 食物アレルギーについて

食物アレルギーは、見過ごされることが多いアレルギーです。なぜなら、たべてすぐに症状が出る即時型アレルギー(IgEが関与)であればわかりやすいのですが、食べて数時間後~数日後に症状が出る遅延型アレルギー(IgG,IgAが関与)が少なくないからです。食べてから反応するまで時間がかかるため、普段食べている食物が原因で体調の悪さが起きていることに気づかないのです。実例として、米をやめただけで、慢性の疲労感が消失した方や、炭水化物を控えただけで慢性の湿疹が改善した例もあります。自閉症など子供の問題も食物が関係している場合があります。

食物アレルギー検査で問題ある食物を調べ、それらを減らすことにより症状の改善を目指します。ただし、アレルギー食物を避けるだけでは治療として不十分です。矢追インパクト療法などを用い積極的に免疫力を上げ、食物アレルギーから脱却し、なんでも食べられる体を目指していきます。

 6. 当院の治療-アレルギーは治ります

当院では、主に5つの方法をつかって、アレルギーの根治を目指します。

  1. 矢追インパクト療法
  2. 生活指導(あいうべ体操など)
  3. オーソモレキュラー療法(栄養療法)
  4. 漢方薬、針灸による体質改善
  5. 薬やめる科(断薬、減薬サポート)など

 1) 矢追インパクト療法

安全な皮下注射を体の数ヶ所に行います。定期的に注射をしていくとしだいに免疫力が高まり、アレルギー症状はもとよりあらゆる体調の悪さが改善していきます。アレルギー根治の中心となる治療法です。この治療の有効性は世界で公式に認められており、矢追インパクト療法は2009年「国際連合」および「ローマ法王ベネディクト16世」より表彰、また2011年「アメリカ大統領・バラク・オバマ氏」より大統領最高賞を受賞しています。

 2 生活指導、環境改善(あいうべ体操・経皮毒)

アレルギーの原因である、免疫力の低下は現代生活そのものから起きていると考えられます。特に重要なのは口呼吸を本来の鼻呼吸に改善することです。今井一彰医師考案の「あいうべ体操」は手軽にできる口呼吸矯正法です。鼻呼吸に戻すだけでもアレルギーは緩和されます。

また、シャンプー、リンス、洗剤、生理用品など生活用品に含まれる化学物質は皮膚、粘膜から吸収(経皮毒)され免疫力を落とし、アレルギーの原因となります。それらを安全なものに変えていきましょう。

 3 オーソモレキュラー療法(栄養療法)

ビタミン・ミネラル不足、炭水化物の過剰、オメガ3とオメガ6脂肪酸のバランス異常など栄養の偏りも免疫力低下、アレルギーの悪化をもたらします。オーソモレキュラー療法(栄養療法)で正しい栄養状態にしていけばアレルギーも改善していきます。

また、食品添加物、農薬など口から入る毒物を極力避けることも重要です。

  4 漢方薬、針灸による体質改善

漢方、鍼灸など東洋医学的方法も、免疫力を上げていきます。当院では抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、ステロイドの投与は極力控えるようにしています。漢方は免疫力向上、体質改善薬として、また対症療法薬としても西洋医学的薬剤よりは比較的安全に使用できます。鍼灸は東洋医学の根幹をなすものですが、やはり免疫力向上に非常に役立つ方法です。当院は専門の鍼灸師が治療致します。

 5 薬やめる科(断薬、減薬サポート)

特定の漢方薬やビタミンなどごく一部を除いて、薬は毒です。毒であるということは、薬の服用はアレルギーの原因である免疫力の低下を引き起こすということです。多数の薬を服用したり、アレルギーを抑えるために長期薬を服用したりしている方は薬そのものがアレルギーの原因になっていることがあります。軟膏など塗り薬や点眼などもまったく同じです。減薬、断薬がアレルギーの根治につながります。

心療内科

※初診の方は必ずご予約をお願いします。

※心療内科については予約料3000円を受診ごといただいております。

当院の心療内科は、一般の心療内科とはまったく異なります。原則として精神安定剤、抗うつ剤などを、減量、中止をめざして努力していきます(薬やめる科)。よって、薬の減量を望まない方の受診はお断りいたします。もちろん減薬に伴って症状の悪化を極力避けるため、急激な減量は行わず、減薬、断薬マニュアルであるアシュトンマニュアルを基に徐々に減薬していきます。精神状態の安定には、主に食事療法指導、栄養療法漢方気功、運動療法などで対応していきます。
その他、矢追インパクト療法音響療法などを併用する場合もございます。 ぜひご相談ください。

内科【保健適応】

風邪・腹痛・発熱などの急性の病気から、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病まで幅広く診療いたします。

定期検査や健康診断もご相談ください。

一般的な血液、尿などの検体検査・心電図・レントゲン等の検査が可能です。

必要に応じて漢方栄養療法、西洋医学を併用して治療を行います。

感染専用待合を設けておりますので風邪などの流行時でも安心してご来院ください。

小児科 [保険適応]

子供の急な発熱や腹痛・嘔吐、麻疹やインフルエンザ等、各種感染症治療 各種予防接種などを行います。 

必要に応じて漢方栄養療法、西洋医学を併用して治療を行います。 

当院では小児専用の待合所に加え、感染専用待合室もございます。安心してご来院ください。 

虚弱体質やアトピー、アレルギー性鼻炎など慢性病の子供には主に漢方薬で

麻酔科(痛み治療)

頭痛、帯状疱疹後の痛み、腰痛、坐骨神経痛など、など当院ではさまざまな慢性の痛みの治療を行っています。

一時的な対応として鎮痛剤も用いますが、それ以外にB-spot療法、漢方薬、鍼灸・矢追インパクト療法(健康保険適応外)などを行い、根本治療をめざしていきます。

今まで、多くの方の痛みが改善しています。どのような痛みでも、まずはご相談ください。

サプリメント・食事指導

 サプリメント(健康食品)外来

現在、ありとあらゆるサプリメント、健康食品、機能性食品等が世の中に満ち溢れています。その方に合ったサプリメントを適切な量を摂れば健康維持、健康の回復に役立ちます。

しかし、現実には、すすめられるまま、非常に多くのサプリメントを服用している方がいらっしゃいます。それらに選択の基準はないといっても過言ではありません。

当院では、栄養療法(分子整合栄養医学)免疫エネルギーテストおよび、東洋医学の視点からご本人に合った適切なサプリメントを指導いたします。

 食事療法指導

すべての病気の治療は、食の改善から始まります。現代は、精製した砂糖、白米、精白小麦など体に負担をかける食物を大量に摂取します。その結果、糖尿病が増加したことはよく知られていますが、その陰で低血糖症(血糖調節異常症)が著しく増えていることはまだあまり知られていません。また、冷たく冷やした飲食物、生ものなど体を冷やす食品も日常的に摂るようになってしまいました。それらの食物を減らし、個々の体質に合った食事を摂ることが、病気の回復の基本だと考えます。

栄養療法(分子整合栄養医学)および、東洋医学的視点と免疫エネルギーテストにより適切な食事療法、食養生を指導致します。
また、肥満、糖尿病の方は糖質制限食を合わせて指導致します。